ユーカラの里

ユーカラの里、アイヌの心、世代を超えて！

ユーカラの里は、北海道の「のぼりべつクマ牧場」内に位置し、1966年に設立されたアイヌコタンです。この村は、アイヌの貴重な文化遺産を保存し、明治初期の生活様式を忠実に再現することを目的としています。コタンはアイヌ語で集落を意味し、アイヌ民族の生活の本拠地であり、最小単位である社会を形成します。

村内には生活資料館があり、ポロチプ（大きな舟）、タマサイ（首飾り）、エチュシ（酒差し）、エムシ（刀）など、アイヌ民族の生活に使われた貴重な道具が展示されています。ここでアイヌの自然と調和のとれた生活の知恵を学ぶことができます。

ユーカラの里は、失われつつあるアイヌの文化遺産を保存し、後世に伝える大切な役割を果たしています。