川村カ子トアイヌ記念館

アイヌの歴史と文化が息づく、川村カ子トアイヌ記念館!

上川アイヌの首長である川村イタキシロマは、1916年にアイヌ民族文化の保護と伝承を目的として、自宅を一般に公開し、「アイヌ博物館」として設立しました。後に、川村イタキシロマの子息である川村カ子ト(かねと)が測量の仕事で得た資金を用いて、博物館を拡充し、「川村カ子トアイヌ記念館」として発展させました。

館内では、アイヌの文化や習慣に関する貴重な資料や生活用具が数多く展示されています。また、アイヌの伝統楽器である「ムックル」の演奏体験や製作体験、伝統料理、アイヌ刺繍、古式舞踊など、さまざまな体験ができます(体験は事前予約が必要です)。川村カ子トアイヌ記念館の二代目館長である川村家第8代の川村カ子トは、かつて鉄道施設の測量技手として名を馳せたため、測量機材や貴重な測量に関する資料も多く展示されています。

2006年には、敷地内にアイヌの伝統家屋であるチセが忠実に再現されました。ここではアイヌの伝統的な生活を体感することができます。2023年のリニューアルでは、アイヌ民族の伝統工芸品である木彫りの熊や現代のアイヌの彫刻作品が追加され、展示品が充実しました。

基本情報

【所在地】
北海道旭川市北門町11
【電話番号】
0166-51-2461
【定休日】
5月~11月:無休、
12月~3月:火月曜日
【営業時間】
9:00~17:00
【料金】
大人:800円、大学生:600円、
中高生:500円、小学生:300円、
中学生以下:無料
【駐車場】
あり 無料
【関連リング】
川村カ子トアイヌ記念館
【その他】

※情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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