高龍寺

古きを讃え、未来への架け橋。高龍寺、歴史の誇り！

高龍寺は、函館にある最も古い寺院で、歴史のある建物が特徴的です。寺の敷地を取り囲むレンガ造りの塀や、精緻な彫刻が施された山門など、見所が多いです。

1633年に創建され、場所は亀田村でしたが、後に幸坂下に移転しました。しかし、火災により建物が何度も焼失し、最終的に現在の場所へ移転しました。本堂は総ケヤキ造りで、山門は東北以北最大とされています。

高龍寺は箱館戦争下の1869年には榎本軍の病舎として使われましたが、官軍兵士によって傷兵が斬殺されるという惨劇も起きました。この出来事をしのぶために「傷心惨目の碑」が建てられました。

現在、本堂や山門、鐘楼、金毘羅堂などは国登録有形文化財として保護されています。高龍寺は、函館の歴史的な宝であり、訪れる価値があります。