浜益郷土資料館

鰊漁の知恵と技術を紡ぐ浜益郷土資料館！

浜益郷土資料館は、元々鰊建網漁場の番屋として建てられ、1899年に完成しました。しかし、1955年以降の漁業の衰退により、番屋は放置され、崩壊の危機に瀕していました。

1971年、浜益村は開村百年の記念事業の一環として、この番屋を復元し、浜益村郷土資料館として再生させました。この取り組みは、水産庁の『未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選』にも選ばれています。

現在の館内には、かつて鰊漁で使用された漁具を始めとする多くの資料が保存され、展示されています。これらの資料は、先人たちの知恵や技術を伝えるものであり、郷土の文化遺産を次世代の浜益へと引き継ぐ役割を果たしています。

浜益郷土資料館は一般にも広く公開されており、浜益の歴史や文化に関心を持つ人々にとって、貴重な情報源となっています。