小樽運河

歴史とロマンスが織りなす、小樽運河の風情！

小樽運河は、1923年に完成し、全長1140m、幅40ｍの特徴的な運河です。海岸の埋立地を利用して建造され、緩やかに湾曲しています。戦後、運河の役割は終え、1986年に一部が埋め立てられ、散策路や街園が整備されました。道道臨港線沿いの部分は幅20mであり、北運河は昔のまま40mの幅が残っています。

運河沿いには当時の石造倉庫群が残り、お土産店、カフェ、レストランなどに再利用されています。運河沿いを歩いて端から端まで約20分で、散策路には63基のガス灯が設置されています。夕暮れ時にはガス灯が灯り、倉庫街もライトアップされ、昔の面影を残す石造倉庫群を眺めながら石畳の道を散策すれば、昼間とは異なるロマンティックな雰囲気を楽しむことができます。

また、「小樽運河クルーズ」というアクティビティも人気で、運河をゆったりと巡る約40分の船旅です。船に揺られながら眺める景色もまた魅力的です。季節や時間帯によって表情を変える運河を、キャプテンの解説付きで楽しむことができます。