旧神居古潭駅舎

西洋建築の美と自然の調和、旧神居古潭駅舎!

1890年に北海道の内陸開発の拠点として旭川村が設置され、1898年には空知太(現在の滝川)から旭川まで鉄道が開通しました。その中に位置する神居古潭駅は、1901年に簡易停車場として設置され、1903年に神居古潭駅となりました。その後1910年に建設された駅舎は、大正末期から昭和初期にかけて増改築が行われましたが、建設当初の遺構がよく残されています。

1969年に函館本線の納内から伊納駅までの区間がトンネル化され、神居古潭駅は廃駅となりました。しかし、1989年に廃駅時の姿形を元に復元され、明治期の駅舎建築としては貴重な存在となりました。この駅舎は、典型的な小規模ながらも西洋建築の意匠を残す数少ない現存例であり、道央と道北の鉄道発展史を考える上で重要なものとされています。この駅舎は、1989年に旭川市の指定文化財に指定され、地域の歴史と文化を伝える重要なスポットとなっています。

現在は、観光地としても利用され、神居古潭を訪れる人々の憩いの場として機能しており、また旭川サイクリングロードの休憩所として多くの人に親しまれています。

基本情報

【所在地】
北海道旭川市神居町神居古潭
【電話番号】
0166-25-7558(旭川市教育委員会)
【駐車場】
なし
【関連リング】
旭川市
【その他】

※情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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