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旧中村家住宅

国の重要文化財、旧中村家住宅!

旧中村家住宅は、北海道の江差町に位置する国の重要文化財で、かつてのニシン漁の栄えた時代の情景を伝える貴重な建物です。この建物は、近江商人が営んでいた店舗兼住宅で、「主屋」「文庫倉」「下ノ倉」「ハネダシ」の4つの建物から成り、トオリニワと呼ばれる通路でつながっています。明治時代には大橋宇兵衛が所有し、1915年にに中村米吉が譲り受けました。

建物の構成は、主屋と文庫倉が明治20年ごろに建てられ、下ノ倉は江戸時代末に建てられ、ハネダシは1981年に修復されました。越前石の土台とヒノキアスアロを主要な材料に使用し、切妻造りの2階建ての建物として江差の商家建築の代表的な構造を示しています。この建物は1971年に国の重要文化財に指定され、1974年に中村家から江差町へ寄付され、1980年から2年間にわたり修復工事が行われました。建物内では当時の生活環境が再現され、北前船やニシン漁に関する資料などが展示されており、訪れる人々に当時の暮らしや商業活動について学ぶ機会を提供しています。

基本情報

【所在地】
北海道江差町中歌町22
【電話番号】
0139-52-1617
【定休日】
4月~10月:無休
11月~3月:月曜日、祝日の翌日休館
12月31日~1月5日
【開館時間】
9:00~17:00
【料金】
大人:300円
小中高:100円
【駐車場】
なし
【関連リング】
江差町
【その他】

※情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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