旧檜山爾志郡役所

西洋建築の魅力、江差の過去を探る旅へ、旧檜山爾志郡役所！

旧檜山爾志郡役所は、北海道江差町にある歴史的な建物で、西洋建築の特徴を持っています。1887年に建てられ、当初は檜山郡と爾志郡を管轄する役所として使用されました。後に、江差警察署や江差町役場分庁舎として使用され、北海道内で唯一残る郡役所建物となりました。この建物は1992年に北海道の有形文化財に指定されました。

1996年から2年間にわたり、修復工事が行われ、1998年から一般公開が始まりました。建物の壁や天井には、修復工事の際に発見した様々な柄の布クロスを復元して貼り付けられました。建物内には美しい螺旋階段があり、2階のバルコニーからは江差の町並みや鴎島を一望することができます。

現在、この建物は郷土資料館として使用されており、自然、歴史、生活などの資料が常設展示されています。訪れる人々は、かつての江差の歴史と文化を知ることができます。地域の過去を探求するための貴重な場所となっています。