啄木小公園
大森浜の詩情、永遠の感動、啄木小公園!
函館市日乃出町の大森浜に位置する啄木小公園は、詩人石川啄木を偲んで建立されました。1958年に彫刻家・本郷新氏によって製作された石川啄木像が寄贈されたことが始まりであり、1977年には公園区域が拡張・整備されました。
公園は函館周辺の石材や地元の花々を使用し、海浜の風情を豊かに表現しています。座像の下には「潮かおる 北の浜辺の 砂山の かの浜薔薇(ハマナス)よ 今年も咲けるや」という啄木の歌が刻まれており、彼が愛した大森浜の風景を思い起こさせます。
石川啄木像は海岸に立ち、函館山を背景にしており、絶好のビューポイントとなっています。カメラの設置台もあるため、自撮りで啄木と一緒に写真を撮ることもできます。砂浜を歩きながら波打ち際を散策することもできます。特に初夏から晩秋にかけては、夜の津軽海峡に煌々と灯る真イカ漁の「漁火(いさりび)」を眺めることができ、風情に溢れています。
公園に隣接する「土方・啄木浪漫館」には、「一握の砂」の初版本や「悲しき玩具」のフランス装丁版など、貴重な資料が展示されています。啄木の文学や生涯に触れることができる場所としても知られています。
基本情報
【所在地】
北海道函館市日乃出町25
【電話番号】
0138-23-5440(函館市観光案内所)
【定休日】
散策自由
【営業時間】
散策自由
【料金】
散策自由
【駐車場】
あり 無料
【関連リング】
はこぶら 函館市公式観光サイト
【その他】
※情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。