元町公園

歴史の息吹、函館の原点、元町公園！

元町公園は、函館の歴史が凝縮された公園であり、街歩きの小休止地点として人気です。公園からは函館港を見下ろすことができ、歴史を感じながら思い思いの休憩を楽しむことができます。

函館が「はこだて」と呼ばれるようになった由来の場所であり、その起源は室町時代にまで遡ります。武田信広と河野政通が箱型の館を築いたことから、「箱館」の名がついたと言われています。江戸時代には箱館奉行所が開設され、北海道庁函館支庁庁舎などが建てられ、常に函館を司る場所でした。

公園内には四天王と呼ばれる、函館の都市形成に貢献した人々の像があります。また、隣には旧開拓使函館支庁書籍庫があり、明治の製造年の刻印が残されています。初夏には薔薇が咲き乱れ、名所として知られています。公園ではチャリティーイベントやフリーマーケットなどの催し物が行われ、8月には「はこだて国際民俗芸術祭」が開催されます。

公園は小さながらも、函館の歴史や風景が詰まっています。函館港を一望できる絶好のポジションです。室町時代の人々がこの港をどのように見たのかを想像しながら、旅の疲れを癒すのに最適な場所です。