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大船遺跡

国の史跡、大船遺跡!

大船遺跡は北海道函館市に位置し、紀元前3500年から紀元前2000年頃にかけて続いた縄文時代の大規模な集落跡です。2001年に国の史跡に指定されました。遺跡からは20万点を超える土器、副葬品、動植物の遺骨などが発掘され、縄文人の文化的、精神的生活を示す重要な証拠となっています。

遺跡の特徴は、大型で密度の高い住居跡が多く、約1500年にわたって継続して集落が営まれたことです。特に後半期には住居形態の変遷が捉えられています。深さ1.5~2m、長さ8~11mを超える大型住居が発見され、安定した定住生活が営まれていたことが示されています。

また、遺跡からは環境や生業、食糧事情を知る上で重要な資料も見つかっており、クジラやオットセイの骨、炭化したクリなどが含まれます。周囲には豊かな海や森、大舟川などの自然環境も当時の様子を偲ばせる魅力の一つです。

大船遺跡から発掘された資料は、函館市縄文文化交流センターで収蔵・展示されています。

基本情報

【所在地】
北海道函館市大船町
【電話番号】
0138-25-2030(函館市縄文文化交流センター)
【定休日】
12月29日~1月3日
【営業時間】
(4月~10月)9:00~17:00
(11月~3月)9:00~16:00
【料金】
無料
【駐車場】
あり 無料
【関連リング】
函館市縄文文化交流センター
【その他】

※情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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