旧岩船氏庭園(香雪園)

北海道唯一の国指定文化財庭園、旧岩船氏庭園(香雪園)！

香雪園は函館市最大の総合公園である見晴公園内に位置し、素封家岩船峯次郎氏によって1898年頃に造成された風景式庭園です。名前の由来は、大正期に来函した京都の浄土宗知恩院の貫主によって「雪の中に梅香る園」と名付けられたとされています。

2001年には文化財保護法に基づく「名勝」の指定を受け、「旧岩船氏庭園（香雪園）」の名で北海道唯一の国指定文化財庭園となりました。庭園内には茶室風の園亭や渓流、煉瓦造りの温室など多様なデザインの空間が広がり、紅葉の季節には約100ｍにわたるカエデ並木が赤や黄色に染まり、函館随一の紅葉の名所として知られています。

また、はこだてMOMI-Gフェスタは、紅葉の見頃となる10月下旬から11月上旬にかけて開催される紅葉ライトアップイベントで、夜になると紅葉がライトアップされ、幻想的な雰囲気が演出されます。一度訪れて、その雰囲気を五感で感じてみる価値があります。