アポイ岳ジオパーク

自然の宝庫、多彩な岩の芸術、アポイ岳ジオパーク!

アポイ岳ジオパークは、北海道様似町に位置し、世界でも類を見ない多彩なかんらん岩から成る山々や渓谷、特殊な土壌条件によって育まれた固有の高山植物群落、そして、海岸の特殊な地形が天然の良港となり古くから交易の拠点として栄えてきた歴史と文化が特徴です。2008年には「日本ジオパーク」に認定され、2015年には「ユネスコ世界ジオパーク」に加盟しました。

アポイ岳ジオパークは、新富・アポイ岳・幌満峡・様似海岸・日高耶馬渓の5つのエリアで構成されており、それぞれ異なった景色や地質、自然や人々の生活を学ぶことができる場所です。ビジターセンターで事前に調べたり、体験プログラムでガイドさんと学ぶこともできます。

アポイ岳は北海道の背骨・日高山脈の最南端に位置し、海からの濃い霧と特殊な地質が固有種の生息に影響を与えています。80種以上もの高山植物が確認されており、花の時期は4月中旬から10月中旬までと長いです。また、7合目からは太平洋を望む絶好のビューポイントとして知られています。

アポイ岳の名前は、アイヌの伝承に由来し、山頂の祭壇で天を焦がさんばかりに火を焚き、鹿の豊猟をカムイに祈ったとされています。この言い伝えを再現する「アポイの火まつり」は、例年8月第1土曜日・日曜日に開催され、厳粛な採火式から始まり、エンルム岬に浮かぶ火文字やアポイ太鼓、ねぶたパレードなど多彩なイベントが行われます。

基本情報

【所在地】
北海道様似町
【電話番号】
0146-36-3601
【定休日】
散策自由
【営業時間】
アポイ岳ジオパークビジターセンター
4月~11月
開館時間:9:00~17:00
【料金】
散策自由
【駐車場】
あり 無料
【関連リング】
アポイ岳ジオパーク
【その他】

※情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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