のぼりべつクマ牧場

知識と感動、ヒグマの物語！のぼりべつクマ牧場！

のぼりべつクマ牧場は、標高560mの四方嶺（通称クマ山）山頂にある牧場です。ここでは約100頭のヒグマが雄雌別々に飼育されています。

クマ牧場への唯一のアクセス手段は、登別温泉街の中心にあるロープウェイ山麓駅から運行されている高速ゴンドラです。山麓駅から山頂までの距離は全長1260mで、高低差300mを約7分で駆け登ります。

牧場では、第1牧場（オス）と第2牧場（メス）があります。
第1牧場（オス）では、大迫力のエゾヒグマたちが展示されています。オスのヒグマはメスに比べて動きは少ないものの、東アジア最大の陸上動物ならではの体格や、毎年の「ボス争い」などが見どころです。また、第1牧場にはヒトのオリが併設されており、クマを近くでじっくり観察することができます。

第2牧場（メス）では、愛嬌たっぷりのエゾヒグマたちが活発に動き回ります。2本足で立ったり、寝そべったり、おやつをおねだりする姿が見られます。また、器用なクマや賢いクマの姿も観察できます。第2牧場では、若齢クマやベテラングマが交代で登場します。

牧場内にはヒグマ博物館もあり、ヒグマに関する珍しい展示物が多数あります。生後1日目から成熟期までの世代別剥製や骨格標本、クマの起源や歴史、習性と生態などについて学ぶことができます。

さらに、牧場内にはユーカラの里（アイヌコタン）、クッタラ湖展望台、アヒル小屋、リス村など、見どころがたくさんあります。