日本銀行旧小樽支店金融資料館

小樽指定有形文化財、日本銀行旧小樽支店金融資料館!

日本銀行旧小樽支店金融資料館は、小樽市にある指定有形文化財であり、歴史的な建造物です。建築の特徴としては、煉瓦造りの2階建てでありながら、表面にモルタルを塗り、石造り風に仕上げられています。大正時代以降の建築技術も取り入れられており、屋根の小屋組に鉄骨が使用され、防火対策として屋根や床にコンクリートが打たれています。北側正面には4つのドームがあり、南東の角には小樽港を望む4階建ての望楼が配置されています。

建物は、日本近代建築の先駆者・辰野金吾・長野宇平治らの設計により、1912年に日本銀行小樽支店として竣工し、2002年9月13日に銀行としての営業を終了しました。現在、金融資料館として公開されており、日本銀行の歴史や業務について学ぶことができます。展示の他にも、建築の特徴が見どころとして挙げられます。ロビーカウンターや営業フロアの高さ、建物内外壁のレリーフなどがあり、写真撮影スポットとしても楽しめます。

特にロビーカウンターには岐阜県赤坂産の大理石が使用されており、化石が隠れている場合もあるそうです。営業フロアは柱のない構造で、天井までの高さが約10.5mあります。建物内外壁には合わせて30個のアイヌの守り神シマフクロウをモチーフにしたレリーフがあります。

基本情報

【所在地】
北海道小樽市色内1丁目11-16
【電話番号】
0134-21-1111
【休館日】
水曜日(祝日の場合は開館)
年末年始(12月29日~1月5日)
臨時休館あり
【営業時間】
4月~11月:9:30~17:00、
12月~3月:10:00~17:00、
※入館は16:30まで
【料金】
入館無料
【駐車場】
なし
【関連リング】
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【その他】

※情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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