豊平館

国の重要文化財、豊平館!

豊平館は、開拓使によって1880年に建設された北海道の洋風ホテルであり、現存する木造ホテルとしては日本最古の建物です。明治、大正、昭和の3代にわたり天皇家も訪れた由緒ある建物です。

当初は、札幌市中央区北1条西1丁目の場所に建てられ、1958年に中島公園内に移築されました。外壁は白を基調に鮮やかな群青色で縁取られており、ウルトラマリン・ブルーと呼ばれる高貴な色です。建物全体はアメリカ風様式を基調にしていますが、正面玄関の円柱やバルコニーなどはヨーロッパ風様式で、天井の漆喰中心飾りには紅葉や牡丹などの日本のモチーフが使われています。

豊平館は、1961年に札幌市有形文化財に指定され、1964年に国の重要文化財に指定されました。2011年度まで市営結婚式場として利用されてきました。2012年から保存修理工事が行われ、2016年には交流施設としてリニューアルオープンしました。

豊平館は、明治時代の代表的な木造洋風建築であり、日本の伝統的技術が駆使されています。その歴史と美しさから、多くの人々に愛される建物となっています。

基本情報

【所在地】
北海道札幌市中央区中島公園1番20号
【電話番号】
011-211-1951
【定休日】
毎月第二火曜日(祝休日の場合は翌平日)
年末年始(12月29日~1月3日)
【営業時間】
9:00~17:00(入館は16:30まで)
【料金】
個人:300円
団体:270円(20人以上)
中学生以下:無料
【駐車場】
なし
【関連リング】
豊平館
【その他】

※情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

Similar Posts