登別地獄谷

活火山の贈り物、登別地獄谷で感じる自然の力！

登別地獄谷は北海道遺産に選定されました。これは北海道を代表する温泉地であり、登別温泉の最大の源泉地です。約1万年前に笠山という活火山が噴火した際にできた大きな爆裂火口の跡で、直径は約450m、面積は約11haあります。

谷に沿っては多くの湧出口や噴気孔があり、泡を立てて煮えたぎる風景が「鬼の棲む地獄」と呼ばれています。ここでの高温の噴気や熱水活動が登別温泉の源泉となっています。1日に約1万トンもの様々な種類の温泉が湧き出し、温泉街のホテルや旅館に供給されています。

地獄谷一帯には20分ほどでめぐる遊歩道が整備されており、夜間には地獄谷の入口から鉄泉池へと続く遊歩道が「鬼火の路」としてライトアップされています。とても幻想的な雰囲気が楽しめます。もし登別温泉に宿泊する機会があれば、ぜひ夜間の登別地獄谷散策をお楽しみください。